沖縄でダイビングするならワールドダイビングのリフレッシュダイビングから

沖縄でダイビングするならワールドダイビングのリフレッシュダイビングから

沖縄には、旅行で10回程度訪れたことがありましたが、今まではタイミングが合わずここ数回は海には入ることがありませんでした。ダイビング自体をしたのもずいぶん昔のことです。しかし、去年の10月はちょうど台風の時期も終わりまた、仕事の合間の時間もあったことから、かねてから再度やってみたいと思っていた沖縄でのダイビングに行ってきました。

今回ダイビングを行うに当たっては、沖縄ダイビングスクールを運営しているワールドダイビングを利用しました。私自身、サンゴ砂のビーチが広がるきれいな海を見に行くというよりかは、たくさんの色とりどりの魚を見てみたいということから、魚の数で有名な水納島に行ってみたいとは思っていました。したがって、こちらでのファンダイビングを行っているこのワールドダイビングを選びました。ホームページのトップに記載されていた水納島の水中映像とインストラクターの「沖縄一の魚の種類」というコメントも選んだ決め手の一つです。

沖縄リフレッシュダイビング・恩納村のワールドダイビング

ダイビングにおいては素潜りでは到達できないような深場に潜ることになるため、いきなり海に入る前に事前にリフレッシュダイビングを行いました。プールで泳ぐこと自体は全然苦手ではないのですが、深い海では海面からは海底が見えないほどです。ダイビングと名前がついていますが、まずは座学で必要な知識を確認しました。eラーニングでしたので、基本的にはパソコンの画面で受講するのですが、ショップのスタッフの方も同席してくださったため、補足内容などの説明を受けることができました。eラーニングではウェットスーツの着こなし方や緊急時の対応などを一通りおさらいしました。

その後、機材のセッティングや使用方法を確認したのち、浅いプールでエントリー(入海)や耳抜きの仕方・シュノーケルが曇った時の対処方法を練習しました。夏に海水浴に行くことは多いので、これらの基本的な内容は問題なく行えました。一方で、ボンベのエア切れやレギュレーターなどの装備の不具合についての対応は久しぶりの練習ということもあり、だいぶ手間取ってしまいました。海水浴などの素潜りではこうした装置は使わないため、本番前にも再度練習が必要だと感じました。

沖縄リフレッシュダイビング・恩納村のワールドダイビング

次に深いプールでの実地練習です。私は水深10mほどのプールで練習しましたが、水面からは底が黒く見えるので「吸い込まれてしまいそう」と若干の恐怖も覚えました。確かに10mというのは響きからすれば浅いイメージを受けます。実際の海でも10mは浅海とされていますが、実際には底が見えないことからかなりの恐怖を覚えるはずです。
深いプールでは浮力コントロールや泳ぎ方、浮上・潜水などの高度なテクニックを練習しました。

いざダイビング当日、天候にも恵まれ太陽の日差しも強く、絶好のダイビング日和となりました。水納島は沖縄本島北部から数キロの位置にあるため、船で向かっても20分程度で到着します。

入海から、指定されたポイント到着までは、事前のリフレッシュダイビングで学習下通りに行い問題もありませんでした。しかし本番の海はプールよりも深く若干透明度が低かったことからも海底が黒くて見えずに、吸い込まれてしまいそうな恐怖感があることには変わりありませんでした。ただし潜水するにつれ、海底のサンゴなどを目にすればその美しさに圧倒されました。

沖縄リフレッシュダイビング・恩納村

今回のダイビングでは想像していた以上にいろいろな魚に出会うことができました。有名どころですとファイディング・ニモに登場するカクレクマノミ(ニモ)やナンヨウハギ(ドリー)といったいわゆる南国の魚などをたくさん見ることができました。また、インストラクターの方も非常に珍しいと仰られていたチョウチョウウオの仲間のシテンチョウチョウウオやシチセンチョウチョウウオなども何匹か見かけることができました。
一方で沖縄の海には危険がいっぱいで、有毒生物も多数生息しています。

今回は高級料理でも用いられるオコゼの仲間であるオニダルマオコゼにであることができました。インストラクターが岩のようなものを指さし、「これがオニダルマオコゼだから絶対に触らないように」との注意をボードで教えてくれました。彼がいなければ自分では見つけられないほど周りの風景に溶け込んでいたのでより一層、恐怖を覚えました。
サンゴの状態も非常によく、本島では白化で失われたサンゴ礁の話が嘘のようでした。サンゴ自体にも黄色やピンク・ムラサキなど様々な色があり、そのきれい際には感心しました。あとでショップで伺ったことによると、住宅地から離れているから排水などの影響を受けず、きれいなサンゴが育つとのお話でした。

久しぶりの沖縄でのダイビングでしたが、思っていた以上に魚の多さとその美しさ・またサンゴ礁の綺麗さに驚かされました。海の中にも春夏秋冬はあるようで、時期によって景色や見られる魚が異なるとのことでしたので今年は時期を変えて、また訪れたいと思います。

最後のダイビングから期間が空いている場合はリフレッシュダイビングがとてもおすすめです。